DELTARUNE隠し要素「????」の部屋の入り方 カギの入手方法を画像付きで解説!

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らいつです!
今回はこのブログで初となるゲームに関する紹介記事となります。
先日から話題になっていましたが、いよいよ話題になっていた「DELTARUNE」twitterにて公開されましたね!
公式からの宣言で、公開から24時間はネタバレ禁止とのことでした。
24時間が経過したので早速記事を公開しましたが、この記事にはDELTARUNEに関するネタバレが含まれておりますので、ご覧になる場合は自己責任でよろしくお願いします。

 

 

目次

 

 

DELTARUNEってどんなゲーム?


「UNDERTALE」の作者Toby Fox(トビー・フォックス)氏が作成したUNDERTALEの関連作品。
10月30日、UNDERTALEの公式Twitterアカウントが突如真っ黒になり、「24時間後にまた確認しにきてください」といった旨の意味ありげなツイートがされていました。
そして約束の時間(10月31日22時頃)に投稿されたツイートが以下になります。
ここからDELTARUNEのダウンロードサイトへ行くことができます。

 ダウンロードは無料です。



テイストとしてはUNDERTALEに類似したRPGで、随所に関連性が読み取れます。
詳しいゲーム内容に関してはここでは語りませんが、UNDERTALEをプレイ済の人であれば戸惑いの連続って感じです。
しかし、UNDERTALEをプレイしたからこその面白みもありますので、未プレイの方は先にUNDERTALEをプレイすることをオススメします。
ちなみにらいつはPCで全ルートプレイ済です(笑)

隠し要素!「????」の部屋

この作品には、ストーリーの進行上直接影響はない「隠し部屋」があります。
城のエレベーターから入ることができます。

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この部屋です。

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扉の向こうに何者かがいる様子。
その人物(?)が言うには、年老いた店主が何か知っているとのこと。



カギの場所は?

 

では、問題のカギの場所についてです。
一つ目のカギ「こわれたカギA」は、「平原」の左にある店主が持っています。
そこの店主にさらに話を聞くと…

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それはどこのことかと言うと、「スイーツ即売会」から右へマップ二つ分進んだところの一番左下の区画のここです。

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よく見ると星が途切れ、進めるようになっています。
この先へ進むと…

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こわれたカギBがありました。

 

最後の一つ、こわれたカギCは、「平原」から右へ行き、柵の先を上へ進むと

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このマップに出ます。ここで、「ダイヤ、ハート、クラブ、スペード」の順にすると

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開きました。そして、

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こわれたカギCを入手です。

 

最後に、カギを3つ揃えた状態で「スイーツ即売会」の上のマップの修理屋さんに行くと…

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見るかげもなく修理されます。
ここでの注意点は、「カギを3つ揃えた状態で行かないといけない」ということです。

 

そして再び「????」の扉の前に立ち、調べると…

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この先に何があるかは、ぜひご自身でお確かめください。

 

DELTARUNEに関する記事は他にも書いていきたいと思っています。
まだまだ試していないこともたくさんあるので…!
では、また次の記事でー!

映画「さよなら、僕のマンハッタン」レビュー、考察

 

 

さよなら、僕のマンハッタン

 


 お久しぶりですriskyです。

相方ばかり記事を更新しているので僕も負けていられませんね!

ということで最近印象に残ってい映画について書いていこうと思います。

さよなら、僕のマンハッタン」ご存じでしょうか?

ニューヨークにすむ青年と、その回りの人間模様を描いた映画です。

あまりこういった映画は見ないのですが、心に強く残ったので紹介いたします。

何が印象的かと言うとまず衝撃を受けたのはお父さんと同じ女性と寝る主人公(笑)

 

 

これだけ聞いたら卑猥な映画を想像するかもしれませんが、何より

心理的描写が秀逸でした。

 

 

~もくじ~

 

 

 

 

 

キャスト・登場人物

海外の俳優は覚えるのが大変ですよね(笑)

 

主人公 トーマス(カラム・ターナー

お父さん イーサン(ピアース・ブロスナン

お母さん ジュディス(シンシア・ニクソン

謎の隣人 W・F・ジェラルド(ジェフ・ブリッジス

愛人 ジョハンナ(ケイト・ベッキンセール

女友達 ミミ(カーシー・クレモンズ)

 

まず主人公トーマスは、素朴で純真、読書好きの大人しい青年という印象ですがその中にも男らしさを持っていて段々と男としての部分が見えてくるのですが、役柄と俳優の見た目がマッチしていてとてもしっくりきました。

根っからの吹き替え派の僕が珍しく字幕映画を見たのですが、父親イーサンと隣人W・Fは表情と間だけで感情が読み取れる名演技だったと思います。

母親のジュディスは双極性障害。個人的にこの障害とは縁が深いので行動や仕草には親近感が湧きましたが少し物足りない感じはしましたね。そこに焦点を当ててない映画なので仕方ないかもしれませんが。

愛人ジョハンナは妖艶で追いかけたくなるような魅力があり、友人ミミの揺れ動く心情もよく描けていたと思います。

 

 

ストーリー

 

友人のミミに恋するトーマスが隣に引っ越してきた謎の男、W・Fと出会いミミと親しくなっていくなかで、父親の浮気現場に遭遇します。浮気相手であるジョハンナに別れるよう説得を試みるなか、ジョハンナに心を奪われていき、W・Fにそれを見抜かれ本気でジョハンナを求めるようになっていく、といった内容です。

浮気やワンナイトなど、関係性の発展の早さがニューヨークらしいですね。まあ、行ったことないですが(笑)

 そして最後に謎の隣人W・Fの正体が明かになり、物語の核心に迫っていくのですが…

 

この映画では色々な愛の形に触れたトーマスの成長が見られ、一つ一つの愛が面白いなあと思います。どんな愛にもドラマがありますよね。

 

演出

この映画の演出を技術面から分析していきたいと思います。まず僕が気になった点は、”視線”

僕はこの視線のテクニックは映画技法のなかで、好きな技術なのでよく注目しています。

 

トーマスは最初はおとなしい青年であり、父親と同じ画面にいるときは必ず父親より低い位置にあります。これは父親とのパワーバランス如実にでています。特に一緒にランチをするシーンでは、横並びになっているのでよくわかると思います。

それがだんだんと高さが同じになっていきます。トーマスの成長がわかりますね。

また隣人のW・Fとの会話では、W・Fとトーマスは視線を交わすシーンが会話の量にしては極端に少ないです。最初はトーマスがW・Fを信用していないので、視線を合わせようとしないのですが段々と打ち解けていきます。すると今度は、W・Fの方が視線を合わせなくなっていきます。この事から、W・Fが何か隠している事が読み取れます。

視線の技法から、この映画の重要なポイント二つを視線から感じとる事ができました。なかなか面白い演出方法なので、皆さんも視線を気にしてみても面白いかもしれませんよ!

 

 

次に気になったのは”体の向いてる方向”

これは見ていて分かりやすかったので、先の展開が少しわかりました。

今回は、トーマスとジョハンナの関係性を深堀していきたいとおもいます。

トーマスがジョハンナを追跡するシーン。この時に画面前方に向かって歩いてくるシーンがあるのですが、二人の関係性が前向きに(この場合は一夜を共にすること)がほのめかされています。

 

また、結婚式のとき二人は画面に対して背中を向けて話していました。この時に、今からこの二人は寝るんだろうなぁ、と何となく思いましたね。

案の定その次のでそのような描写が…(笑)そこから二人は体の関係を続けることになります。

二人で朝をむかえるシーンでトーマスとジョハンナの気持ちにずれが生じてくるのですが、そのときも一旦ジョハンナはトーマスに背を向けることで、トーマスの気持ちをシャットアウトしてるように見えました。伏線というにはすぐに回収してるので、あまり味はしませんが。

 

余談ではありますが追跡しているときの色合いで黄色が目立つような色彩だったので、すぐにバレるんだろうなとか思ったり。

 

僕は主にこの二つの演出技法から登場人物の関係性や物語を読み取れました。他の登場人物についてもたくさん有るのですが、同じ映画を見て是非語り合いたいものですね。

 

 

まとめ

僕がこの映画をレビューしたくなった一番の理由、

それはトーマスが女性関係で最終的にすべてを手に入れられなかったからです。

この映画は、色々な愛について考えさせてくれました。ですがテーマは家族の愛だと思います。

ここでトーマスがジョハンナやミミと付き合えることになっていたら、たぶんしつこすぎる味付けになると思います。

誰とも付き合えなかったことで、W・Fとの関係や、両親との関係に深みが出て気がしてます。

あと個人的に遊び回った人間が恋愛的に孤独になるというシチュエーションがすきで(笑)

そこで僕はこの映画が気に入りました。

あとは、最後にトーマスが言った台詞「逃げなかった方」

どっちのことを指しているのかな、と少し含みを持たせるやり方も美味しかったです。

色々な愛の形にふれ、段々と成長していくニューヨークの少年のお話、是非一度見てみてはいかがでしょうか?

 

ありがとうございます。ごちそうさまでした。

 

最後まで読んで頂きありがとうございます。思うところはあると思いますが暖かく見守ってくれたら嬉しいです。それではまた!

 

映画「バーフバリ 王の凱旋」レビュー 堂々の完結編の完全版がNetflixで視聴可能! テルグ語版とヒンディー語版の違いは?

 

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出典:『バーフバリ 王の凱旋』完全版公式サイト

 

らいつです!
今回は、前回紹介した「バーフバリ 伝説誕生」の続編にあたる「バーフバリ 王の凱旋」をレビューしたいと思います!
前作のレビューもありますので気になる方はそちらもどうぞ!

 

 

rilights.hatenablog.com

 

 

先の記事でも書きましたが、私は「バーフバリ 王の凱旋」を劇場で見たのがバーフバリとの出会いでした。
連れていってくれた(布教してくれた)友人に「前作見てないんだけど大丈夫かな…?」と聞いたら、
「開始冒頭でダイジェスト流れるから大丈夫! どうしても不安ならYouTubeにもダイジェストあるよ!」と言われました。く、くわしい…。
こちらの友人、既に見たことがあり2回目の鑑賞だったようです。恐るべしバーフバリ。
私は物語についていけないのが嫌だったので、YouTubeで予習をしてから見に行くことにしました。
そのとき見た動画がこちらです。

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そして↓は、「バーフバリ 王の凱旋」の予告編となります。

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劇場でバーフバリを見て、最近になって前編を見たタイミングでなんと、Netflix で「バーフバリ 王の凱旋」が配信スタートしたとの情報が!これはもう一度見るしかないと思い立ち、見るにいたりました。
ここで一つ注意点があるのですが、Netflixで見られるのはテルグ語版ではなくヒンディー語版になっているのでご注意ください。その微妙な違いについても語れたらと思います。

 

目次

 

 

あらすじ(※前作のネタバレ含みます)

遥か遠い昔、インドに栄えたマヒシュマティ王国。
自らが伝説の英雄バーフバリの息子であることを知ったシヴドゥは、父の家臣カッタッパから、 ある裏切りによって命を絶たれ、王座を奪われた父の悲劇を聞かされる…。
カーラケーヤとの戦争に勝利を収め、国母シヴァガミから王位継承を託されたアマレンドラ・バーフバリ は、自ら治めることになる国を視察するために、信頼する忠臣カッタッパと共に身分を隠し、旅に出る。
その旅でバーフバリはクンタラ王国の姫デーヴァセーナと恋に落ちるが、 王位継承争いに敗れたバラーラデーヴァは、バーフバリとデーヴァセーナの仲を裂き、バーフバリを王座から引き降ろすべく邪悪な策略を巡らしていた。
やがて、王位を奪った バラーラデーヴァはバーフバリと生まれたばかりのその息子の命をも亡きものにしようとする…。
バーフバリはなぜ殺害されなければならなかったのか?
母デーヴァセーナは なぜ25年もの間、鎖に繋がれていたのか?
すべてを知ったシヴドゥはマヘンドラ・バーフバリを名乗り、暴君と化したバラーラデーヴァに戦いを挑む!

 

出典:映画『バーフバリ 王の凱旋』完全版公式サイト

 

キャスト

前作の役者が引き続き登場します!
前作でもそうだったのですが、バーフバリは親子両方同じ役者(プラバース)が演じています。
マヘンドラの母として登場したデーヴァセーナの若い頃の姿も見所です。
知らなかったら同じ役者とは思えないかもしれません!

今作ではさらに「男の肉体美」が強調されている気がします。
みんなムッキムキなんですよね。彫刻レベルの美しい肉体も見ごたえありです!笑

さらにバーフバリの魅力の一つでもありますが、「女性が強い」です。
アクションシーンでもそうですが、物語の中で女性が「足を引っ張る」存在ではなく、しっかりとした信念を持った強い女性であることがこの作品をより魅力あふれるものにしています。
シヴァガミのセリフでもある「この宣誓を法と心得よ!」は、シヴァガミが内に秘める信念の強固さを感じさせますね!

 

ストーリー

文句なしの完結編!
といった感じです。

続編となるので、マヘンドラの父「アマレンドラ・バーフバリ」の世代の話の続きからスタートします。
これも「流石!」としか言いようがないのですが、最初から飛ばしまくってます。情報量が多いです。
こればかりは本当に見ないと分からないんですが、起きていることはぶっ飛んでいるはずなのに最高にカッコいいんです。
最初からバーフバリワールド全開で引き込んできますので、心して見てください!笑

公式でも名言されているそうですが、この物語のさらなる続編は作られる予定はないそうです。
残念…な気もしますが、たまに見かける「つじつま合わせの続編を無理に作って駄作になってしまった」ということが起こることもなく、潔いと思います。
それほどまでに、ここまで広げられてきたストーリーが、しっかりと完結されているので後味も最高で安心して見られます

ただ、やはり元々「続き物」として作られた作品なので、「王の凱旋」から見た立場からしても「伝説誕生」から見てほしいと感じます。
その理由は、過去の回想があまりにも長く密度が濃いので、父であるアマレンドラが最高に好きになるのですが、現代に戻った時に「あ、戻ったのか」という唐突さ、あっけなさを感じてしまうからです。
「分かってはいたけど寂しい」とでも言うのでしょうか。当然ですがこのストーリーの真の主役はアマレンドラの子であるマヘンドラ・バーフバリなんですね。
どうしてもそのような思いになってしまうので、しっかりと前編から見ることを強くオススメします。

 

演出

もう、相変わらずどころかよりパワーアップしてます。
初っぱなから神話級のイベントをぶっこんできて、事情を知らない人ですら「バーフバリの圧倒的王の器」を脳に叩き込まれる感覚です。
その映像のインパクトはさながら「神話そのもの」といった感じで迫力満点です。

アクションシーンは相変わらず、重力やら慣性やらその辺の常識は投げ捨てています。インドパワー全開です。
ひたすらに「かっこよさ」を追求し、「こうなったらいいな」という子どもの願望に近いものを恥ずかしげもなく映像にしたという感じです。
特に好きなのは「樽のシーン」と呼ばれる場面で、「絶対にそうはならない」と分かるんですが突っ込むのは野暮と言わんばかりの勢いで叩きつけられ、展開が運んでいくものだから「まあいっか!」と思えてしまいます!笑
らいつは劇場でこれを見たとき、かっこいいやらおかしいやらで、涙が出るほど笑いました!!(結局笑ってる)

さらに、アクションシーンだけでなく、思わず涙を誘うシーンも…。
劇場でも泣きましたが、前編を見てからもう一度見たら涙が止まらず大変でした。本当に。
バーフバリやカッタッパ、シヴァガミそれぞれの思いを考えると込み上げてくるものがあります…。
そんな具合に、「3代にわたるストーリー」ならではの心揺さぶる展開もあります。

また、前作を見た人だからこそ分かるテンションが上がる演出もあります。
バーフバリ親子は顔を合わせたことがないのですが「やはり親子だ」と感じさせるシーンがいくつもあります。

それだけではとどまらず、Twitterなどでも細かい演出に関わる多くの考察がなされているように、映画全編を通して小さな仕掛けや細かな演技などにも注目です。

こんな具合に盛りだくさんなので、「何回も見たくなる映画」と言って間違いありません。
後編を見たら前編を見たくなり、そしてまた後編…と、沼にはまっている人も少なくないようです。
それだけ映画全体の完成度が素晴らしく高いのだと感じさせられます。
いろんないみで常識破りなこの作品、一度は見て損が無いのではないでしょうか。

 

テルグ語版とヒンディー語版の違いは?

最後になりますが、テルグ語版とヒンディー語版の違いの話になります。
バーフバリは元々テルグ語で作成されましたが、現在Netflixで視聴できるのは「ヒンディー語版」となっています。
結論から言うと、「違う気がするけど思ったほど気にはならない」という感じです。
そもそもテルグ語ヒンディー語も扱えないので違いが分からないという感じですね。
ただ、元々バーフバリの大ファンで何回も見ているという人は気になるかもしれません。

もう一つ、言語に伴って変わっているのは字幕です。
映像は全く変わっていないのですが、同じセリフを言っているシーンでも字幕が違う時があります。
例えば、シヴァガミの決め台詞とも言える「この宣誓を法と心得よ」というセリフは、ヒンディー語版では「二言はない。私の言葉が法である」となっています。
これはこれでかっこいいですが、「あれ?」という違和感はありますね。

また、劇中歌の言語と字幕も変わっています。
メロディラインは変わっていないので、歌詞と字幕のみ違います。
例えば、王の凱旋の冒頭で流れるバーフバリを称える歌「バーフバリ万歳」の歌詞で、テルグ語だと「荒ぶる神 シヴァ神よ」となっている部分が、ヒンディー語だと「暴風神ルドラのよう」と訳されていたりします。
あまり神話に詳しくないので細かな話はできませんが、少し調べたところシヴァ神とルドラ神はほぼ同義と考えてよさそうです。興味がある方はぜひ調べてみてください。
違いが気になるとも言えますが、逆に違いを楽しむことができるとも言えますね。
こればかりは個人差なので、各々の判断にお任せしますが、らいつはあまり気になりませんでした!

 

まとめ

熱が入りすぎて長くなってしまいましたが、実はまだまだ語り足りません笑
本当に考察とか別記事作りそうな勢いです!笑

とりあえずらいつはこれから王の凱旋のIMAX版というものを見たいのと、伝説誕生の完全版が10月26日に公開なので見に行きたいのと、JOYSOUNDバーフバリの劇中歌が歌えるらしいので歌いたいのと、あと日本語吹き替え版もオススメらしいので見たい!という感じです。めちゃくちゃ沼にはまってますね笑

見たらあなたも元気をもらえるインドのぶっ飛び最高エンターテイメント!

って感じなので、ぜひ一度見てみてくださいっ!
それでは、次の記事で~!

 

 

↓関連記事 

rilights.hatenablog.com

 

映画「バーフバリ 伝説誕生」レビュー あらすじ・ネタバレ有 インド映画の本気!

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出典:映画『バーフバリ 伝説誕生 完全版』公式サイト

 

らいつです!
今回紹介する映画は、2015年(日本では2017年)に公開されたインドの映画「バーフバリ 伝説誕生」になります。

先に申し上げますと、私はこの映画に対する思い入れがかなり深いです!笑
というのも、実はこの映画の続編にあたる「バーフバリ 王の凱旋」を先に劇場で見てドはまりしたのがきっかけでこちらの映画を見るにいたったからというのが大きいです。
そのため、かなりベタ褒めというか色眼鏡入りまくっていると思いますがご容赦ください!笑


まずこの映画を一言で言い表すと、


「インド映画の本気! あなたも王を称えたくなる!」

って感じです。とにかく熱くなれる、もっというとぶちアガれる作品となってます!
こんな説明で大丈夫なのか笑

↓は映画の予告編になります。

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目次

 

 

あらすじ(ネタバレ注意!)

はじまり シヴドゥの登場

遥か昔、インドに栄えた王国「マヒシュマティ王国」
この物語は、マヒシュマティ王国とその王族たちによる壮大な物語です。

シヴァガミという女性が一人の赤子を抱き逃げるシーンから物語は始まります。
赤ん坊の名はマヘンドラ・バーフバリ。シヴァガミは逃げる途中で川に沈みそうになりますが、自らの命と引き換えにバーフバリを生かします。

翌朝、近隣の村の人々が赤子に気づき助け出します。
村長の妻サンガは赤子に「シヴドゥ」と名付け、自分の息子として育てることに決めます。

25年の時が経ち、シヴドゥはたくましく成長します。そして己の運命を知ってか知らずか、自らが落ちてきた山の向こうには何があるのか興味を持ち、険しい滝を何度も登ろうとします。

あるとき、滝の上から仮面が落ちてきて、シヴドゥはこの美しい顔をした仮面の持ち主に会いたいと思うようになり、ついに険しい滝を登りきります。
そこで出会った仮面の持ち主の女性アヴァンティカ」とシヴドゥは恋に落ちます。 

 

マヒシュマティ王国へ

繁栄の限りを尽くした「マヒシュマティ王国」では、「バラーラデーヴァ王」という暴君が王国を治めていました。
アヴァンティカにはそのマヒシュマティ王国に25年もの間囚われているデーヴァセーナ妃を救出するという使命がありました。

怪我を負ったアヴァンティカに代わり、シヴドゥはマヒシュマティ王国へと単身乗り込みます。そして、城の護衛に見つかりながらもデーヴァセーナ妃を見つけ出し連れ出しますが、すぐに追手に阻まれてしまいます。

追手を率いるのは「カッタッパ」という名のマヒシュマティ王国最強の奴隷剣士。
シヴドゥはカッタッパとの激闘の末、一瞬の隙をつきバラーラデーヴァ王の息子「バドラ王子」を殺害します。
槍を持ちシヴドゥに迫るカッタッパが雷鳴に照らされるシヴドゥの顔を見た瞬間、槍を手放しシヴドゥにひざまずきバーフバリ」と叫びます。
ここでシヴドゥは、実は自分がマヒシュマティ王国の王子であり、マヘンドラ・バーフバリであることを知ります。
そしてシヴドゥ(バーフバリ)は、カッタッパからこの国の過去を聞くことになります。

 

告げられる過去

今から遡ること50年、ヴィクラマデーヴァ(シヴドゥの祖父)という人物がマヒシュマティ王国を作りました。
国王の兄ビッジャラデーヴァは能力に乏しいため家督を継げず、不満を抱いていました。
そんな中、妊娠6ヶ月の妻を残して国王が急死します。
その間、ビッジャラデーヴァの妻(国王の義姉)の「シヴァガミ」が国政を代行することになりました。
シヴァガミが王の空位に不穏な動きを感じる中、国王の妻が「アマレンドラ・バーフバリ(シヴドゥの父)」を出産すると同時に亡くなります。
シヴァガミは自らの子「バラーラデーヴァ」と亡くなった国王の子バーフバリ」を等しく育てることを決めます。
シヴァガミの夫にあたるビッジャラデーヴァが、息子のバラーラデーヴァを王にしたがるのに対し、シヴァガミは「2人の王子には等しく継承権がある」と主張し、より優れた方を王にすることを決定、宣言します。

 

隣国との戦争

二人の王子はともに学問・武道において優れ、たくましく成長していきますが、次期国王が決まる前に事件が起きます。
国民の一人が裏切り、国の重要機密を盗み逃走して敵国へ情報を流しました。
情報を流した相手は「カーラケーヤ」という男で、残虐無比で知られます。
軍の会議で作戦を練り「二人の王子の内、カーラケーヤの首を獲った方が王になる」と意見が合致します。

マヒシュマティの2万5千の兵に対してカーラケーヤの兵は10万
圧倒的不利な状況の中、バラーラデーヴァが最新兵器を駆使して敵を薙ぎ倒すのに対し、バーフバリは知略で敵を制圧していきます。
戦況は刻々と変わり、一度は窮地に追いやられるマヒシュマティの軍。
なんとか押し返し、バーフバリはカーラケーヤを追い詰めますが…。

続きはぜひご自身の目でお確かめください!

 

ストーリー

文字通り「王道」って感じでしょうか!
ジョジョの奇妙な冒険」を彷彿とさせる、血脈の因縁といったテーマがあるように感じます。
自分の出生を知らない子が、自然と運命に巻き込まれていくという「導き」のようなものに沿ってストーリーが運ばれていく感じです。
ですので、意外な展開というものは無いんですが、ここぞって時に熱い展開をバンバン持ってくるのでテンションが上がります。

地名や人名・馴染みのない言葉が多く出てくるので、やや混乱するところもありますが、知れば知るほどに深く作り込まれていることが分かります。
話が進んでいく中でも「人間関係」「人間の感情」がはっきりと描かれており、キャラクターも魅力に溢れています。
ここもバーフバリのスゴいところで、バーフバリだけじゃなくバラーラデーヴァやカッタッパなど、名前があるキャラほとんどにファンがいるんですね!恐るべし!

固有名詞はインドの名前ということもあり覚えにくいかもしれません。似たような名前も出てきます。
ですがストーリー運びはシンプルなので、事前情報がなくても見やすいと思います!

そしてラストですが、元々二部作として作られているので、「これで終わり……!?」
という感じで終わりになります。ニクいですね!!諦めて続編を見ましょう!

 

演出

「アクションシーン全部見所!!」って感じです。

物理法則を超越してるところばかりですし、バーフバリとバラーラデーヴァの身体能力に関しては人間のそれを遥かに超越していますが王子なので強いんです。細かいことは気にしてはいけません。

これ、本当にすごいと思うんですが、アクションシーンは一歩間違えばギャグなんですよ。というか普通に笑っちゃいます。
ですが、最高潮への持っていきかたがとっっってもうまいから最高にアガれる演出になっているんですよ!!
個人的にここがバーフバリの醍醐味だと思ってます!!

一つ好きなシーンで例を上げると、バラーラデーヴァが自分の姿をした100メートルの黄金像を国民達に立たせるという場面です。
もう少しというところまで黄金像が立ち上がるのですが、あまりの重さに耐えきれず黄金像が倒れそうになり、あわや国民が下敷きに…という瞬間、顔を隠して王国へ侵入したバーフバリ(シヴドゥ)が颯爽と現れ、たった一人で黄金像が倒れるのを止めてしまいます。もうこれ人間やめてますね。
その時、顔を隠していた布が一瞬はだけ、それを間近で目にした老人が一言「バーフバリ」と、先王の名を呟きます。
そこからバーフバリ!」コールが波紋のように広がり、気づけば国民達の大合唱に。
立たせているのはバラーラデーヴァの像なのに、国民達が口にするのはかつての英雄バーフバリの名という皮肉。
映像の迫力もあいまって、バーフバリの人間やめてる腕力が気にならないほどこのシーンには何とも言えない痛快さを覚えます!
あまりにもテンションが上がって思わず一緒にバーフバリ!」と叫びたくなるほどです。いやマジで。

実際、絶叫上映なるものも行われていたようですし、これには納得です。
このような感じで、ちょっとありえないことをしれっとやってのけるんですが、「王を称えよ!」の勢いで全部捩じ伏せちゃうんですね。タマラナイ…。
細かいことはあまり気にせず、頭で考えるのではなく魂で鑑賞するべき作品とでも言いましょうか。


ただ、人物についてもしっかり描写されていて、バーフバリが国民から愛されるのも納得なんですね。
シヴァガミは二人を平等に愛して育てましたが、二人が成長していく過程で違いが表れ始めているんです。
ストイックで、人と触れ合うシーンがほとんど無いバラーラデーヴァに対し、バーフバリは慈悲深く、奴隷のカッタッパにも平等に接する人徳を持っていることが分かるシーンが描かれています。
バラーラデーヴァは、お父さんの影響を強く受けてしまったのでしょうか…「王になりたい」という野心が強く、バーフバリを見捨て、殺そうとしてしまうシーンまであります。
「人を生かそうとする」バーフバリと、「人を踏み越えようとする」バラーラデーヴァ。その二人の本質の違いが、戦の時に如実に表れ、決定的になってしまったのかもしれません。

そういった人間の本質や嫉妬、汚い部分すらも余すところなく描いた「人間讃歌」だと思いますので、ぜひ見ることを強くおすすめします!

 

まとめ

本当に魅力はまだまだ語り尽くせませんし、切り口を変えて別記事を書きたいくらいです!
私らいつは恥ずかしながら、インド映画というものは「とにかくカレー食って踊っとけ!って感じでしょ?」という典型的な偏見を持っていましたが、この映画のおかげでイメージが大きく覆りました。本当にごめんなさい。
今度、「バーフバリ 伝説誕生」の「完全版」が公開されるとのことで、もう見に行く気満々です!笑
今、Netflixで続編にあたるバーフバリ 王の凱旋」も見られるので、見てレビューしたいと思います!
ちょっとハマりすぎですかね?まあいいや!

王を称えよ! ジャイ!マヒシュマティ!!(マヒシュマティに栄えあれ!)(全力のごまかし)

それでは、また次の記事で~!!

映画「Mr.&Mrs. スミス」レビュー あらすじ・ネタバレ有 最強夫婦のバディ映画!

らいつです!
今回は、「Mr.&Mrs. スミス」を紹介します!
こちらは、2005年に公開された、ダグ・リーマン監督によるアクション映画です。

こちらの監督の作品は「ジャンパー」や「オール・ユー・ニード・イズ・キル」など印象に残っています。
ブラッド・ピットアンジェリーナ・ジョリーの二人が結婚するきっかけになったと言われる映画ということは、後で調べて知りました!笑

この映画をまず短く言い表すと、

「爽快かつ過激、そして最強に面白いバディ映画」

といった感じです!!

私、らいつは「ズートピア」や「TIGER & BUNNY」、「HUNTER×HUNTER」のような、主人公たりうる登場人物が二人いて、その二人の心情や絆を描いているといったようないわゆる「バディもの」が非常に好きで、この作品は見事にツボにハマりました!

下は予告編の動画になります。



目次

 

 

あらすじ(※ネタバレ注意)

結婚して「5~6年」になる夫婦、ジョンとジェーンが夫婦でカウンセリングを受けるシーンから物語が始まります。
二人はコロンビアのボゴタで出会い、お互いにミステリアスな雰囲気に惹かれて情熱的な恋に落ち、あっという間に結婚をしたのですが、現在は倦怠期の真っ只中。
その原因はお互いの「隠し事」にありました。
実はこの夫婦は、二人とも「プロの殺し屋」として別々の組織に身を置きながら、お互いに身分を偽ったまま夫婦生活をしていたのです。
それが、ある任務を境目に話が大きく展開します。

二人はいつものように殺しの任務を受けるのですが、そのターゲットと任務の場所が全く同じで二人は鉢合わせをしてしまい、お互いに邪魔し合う結果となりターゲットを取りのがしてしまいます。
すぐに二人は、その場にいたのが互いのパートナーであったことを突き止めます。
その晩、緊張感に包まれる中、二人は自宅で夕食をとるのですが、決定的な出来事を元にジェーンは誤魔化しきれず車で逃走、ジョンもその後を追いますが、二人がまともに話し合えることはなく、そのままジェーンは車で組織まで逃亡してしまいます。

お互いの組織の「身元がバレたら48時間以内にその相手を殺さなければならない」という決まりのもと、互いにアクションを起こすものの殺すには至りません。
その間にも互いの葛藤が見られ、「殺さなければならないが殺せない」「二人の出会いは計画だったのか」というような思い・疑惑が渦巻きます。(個人的にここがめっちゃくちゃ見所
互いの本音がはっきりしないまま舞台は二人の家へと移り、ここで銃撃戦を繰り広げます。(なぜすぐに警察が来ない笑)
最終的には殴り合いにまで発展(退化?)し、互いに銃を突き付けるに至るがお互い引き金が引けない。(ここの表情も見所!!!)
結局、お互いを殺したくないことが分かり二人は激しい和解(意味深)をします。

が、翌朝には48時間の猶予を待たずに組織の追っ手が襲いかかります。
二人は協力して窮地をしのごうとしますが、家が吹っ飛びます。(やばい)
車で追っ手と戦いながら、互いの過去や秘密を打ち明け、「5~6年」に渡る夫婦生活で初めて本当の自分を語り合います。(このシーンもたまらなく好き)

逃げながら、きっかけとなった二人のターゲットを留置所から連れ出し尋問したところ、実は二人の殺し合いは、「ライバル組織の暗殺者が夫婦なのは都合が悪い」という理由で二人が所属する組織が互いに手を組み仕組んだことだと発覚。
ターゲットに仕込まれた発信器ですぐに追っ手が現れ、二つの組織から逃げ切るのは無理だと判断し、逃げ込んだショッピングセンターで殺し屋の追っ手と戦うことを決意します。
この期に及んでお互いにいがみ合ったり足を引っ張り合ったりしながらも、二人の呼吸が徐々に合っていき、最終的には追っ手を全て倒しきることに成功します。

ラストシーンでは、再びカウンセリングのシーンに。 二人の夫婦の関係について、ジョンはいたずらな笑みを浮かべて10点満点で「10」と指を広げて答えるのでした。


このような内容になります。
続いて順番に感想を語っていきます。


 

キャスト

この作品の「Mr.スミス」にあたるジョン・スミス演じるブラッド・ピットと、「Mrs.スミス」にあたるジェーン・スミス演じるアンジェリーナ・ジョリーという超有名な二人がこの作品の要です。
もうこの二人に関しては文句無しで、流石の一言です。
小さな掛け合い一つとっても、間の取り方、表情が素晴らしく、うまくいかずもどかしい夫婦を見事に表現していました。
というかアンジェリーナ・ジョリーめっっっちゃせくすぃ~ですね。
こりゃブラッド・ピットも恋に落ちるわけです。

アクションシーンも完璧で、優秀な殺し屋である二人が殺し合うシーンも協力して戦うシーンもかっこよすぎて興奮が収まりませんでした!

 

ストーリー

つづいてストーリーですが、ストーリー展開としてはかなりハイスピードなのですが、そこは仕掛けがしっかりしていて、「何でそうなった?」というシーンはありませんでした。
例えば、妻のジェーンが夫のジョンに殺し屋だとバレてしまうシーンや、ジョンとジェーンの後戻りできなくなる瞬間の仕掛けなどが丁寧に作り込まれていて、ストーリーの運びに納得感がありました。
一方、細かな設定の作り込みという点ではやや突っ込みどころが多く残るという印象です。
ちょっと現実離れしているように感じるところや、あれ?これで解決?と思うところなど、細部を気にすると色々あるのですがそこは勢いで「こまけぇこたぁいいんだよ!」精神ですかね。嫌いじゃないです!笑


演出

演出ですが、これはもう満点です!
バディものの中でもあまり見たことがない「夫婦バディ」ですが、「夫婦」という設定を最大限に活かしつつアクションシーンも迫力満点で、要所要所の笑いもしっかりとる、というところに映画全体としての完成度の高さを感じました。

特に好きな演出が、二人が家で銃撃戦をして本気の殴り合いになるのですが、コミカルな音楽が流れているため「過激な夫婦喧嘩」にしかなっていなかったシーンです。こんなの笑うしかないですよね笑

また、ショッピングセンターに逃げ込んで戦う時に二人がスーツに着替えるシーン!
普通スーツだと動きにくいだろ!って思うのですが、二人のスーツがあまりに似合っているものだから、

「これでいいんだ」

という悟りに近い感情になってエキサイトしながら見ていました笑


最後に

作品を通して「夫婦仲」というテーマが一貫していたので、細かいところはそもそもあまり気にする必要がありませんでしたし、楽しみながら見ることができました。

やや勢い押しなところは否めませんが、「最強の夫婦バディ」という単語に少しでも惹かれた方は見ることを強くおすすめします!

今度は同監督のヒット作と言われる「ボーン・アイデンティティー」を見てみようかな…!
では、また次の記事で~!!

映画「悪の教典」レビュー あらすじ・ネタバレ有

 

らいつです!
今回は2012年に公開された映画「悪の教典」のレビューをしていきたいと思います!
こちらも気になっていた映画の一つなのですが、ついにAmazonプライムを利用して見るにいたりました笑

※この映画はR15指定になっているため、その点十分に注意した上でご覧ください!

今回の映画は原作の書籍があるのですが、私は読んだことがありません。
「なんかこわそう」くらいの情報しかないところからの視聴になりました。
ジャンルとしては「サイコ・ホラー」にあたります。
そんな人間がほぼ何の前情報も無しに見たらどうなったか、という記事になります笑
下は予告編の動画になります。

youtu.be

 

目次 

 

あらすじ(※ネタバレ注意!)

高校教師・蓮実聖司は、自らの目的のためには、たとえ殺人でも厭わない。そして、いつしか周囲の人間を自由に操り、学校中を支配しつつあった。全てが順調に進んでいた矢先、小さな綻びから自らの失敗が露呈してしまう。それを隠滅するために考えた解決策は、クラスの生徒全員を惨殺することだった…。

   出典:Amazonプライム


このような内容になります。 サイコキラーに焦点を当てた、斬新な映画です。
この後の「ストーリー」の項目に、より詳細な内容を記述しています。

一言で感想をまとめてみると、

「衝撃的…!だけど何か腑に落ちない!」

そんな映画でした。順番に感想を書いていきます!

キャスト

サイコキラーの高校教師・蓮実聖司を演じる伊藤英明という俳優を私はこの映画で非常~~に興味を持ちました。
この方、演技力が飛び抜けてすごいんです!
普段、日常生活を送っていて「サイコキラー」に会うことって、あんまりないですよね!

……すみません、当たり前ですね。

しかし、そんな非日常的存在を見事に演じきっているんです。
特に高校教師モードとサイコキラーモードの切り替えは芸術的で、そのギャップは男が見ても溜め息ものです!(?)
あと伊藤英明の肉体がすごいです。女性の方はこの肉体だけでご飯が3杯はイケるのではないでしょうか。(?)
えー、少々話が逸れましたが、本当にそんな感じです!
この演じ分けにはゾゾッとくるものがありました。一見の価値ありです!

 

ストーリー

続いてストーリーですが、これは衝撃的でしたね…。
前半と後半で大きく展開が変わる構成となっています。
まず、映画の冒頭で、「共感能力が以上に低い子ども」が両親を殺してしまう(物語の中盤で、蓮実が強盗に見せかけて行ったと示唆する場面が差し込まれる)というシーンがありますが、私は原作を知らない上、予告編すら見ずに映画を見たので序盤ではそれが誰のことを指すかも分かていませんでした笑
そのため、「誰がやばい人なのかな…」と考えながら見る楽しさも味わうことができました(途中であっさり分かってしまうのですが)。

前半は、高校のイケメン英語教師の蓮実聖司(通称ハスミン)が、学校内で生徒や先生から支持を得て、地位を築いていきます。
その一方で、蓮実が勤める学校は、集団カンニングや裏サイトでの書き込みによるいじめ、それにより現れるモンスターペアレント、更には淫行教師など、問題が絶えませんでした。
ここで普通の映画なら、教師と生徒・親とのぶつかり合いなどを経て問題を一つずつ解決していってもおかしくないのですが、ここで蓮実が取った行動は「邪魔者を一人ずつ消していく」というものでした。

モンスターペアレント、不良生徒を殺していく中で綻びが生まれ、自分の正体に勘づき始めた釣井という教師や、自分のことを探ろうとした集団カンニングの首謀生徒…と、次々に殺していくのですが、自分と肉体関係にあった女子生徒(この辺もいろいろヤバイ)が自分の行動に口を出し始め、面倒と思ったのか、別の淫行教師の犯行に見せかけて殺してしまいます
そして運の悪いことに、その現場に別の女子生徒が来てしまい、その生徒もやむを得ず殺してしまいます
この殺人は計画になく、隠蔽するために蓮実が考えた計画が「クラスの全員を皆殺しにして、別の教師に罪をなすりつける」ということでした。めちゃくちゃですね。

ここから展開が大きく動き、蓮実によるクラスの生徒の大虐殺が始まってしまいます。 何とか逃げようとする生徒や蓮実を信じてすがりつく生徒、無抵抗の生徒、すべて関係なく猟銃で皆殺しです。やばすぎます
この展開が衝撃的すぎて(事前に知らなかったので)見終わったあとしばらく放心してしまいました。
最終的に蓮実は証拠を残してしまっており警察に捕まることになるのですが…なんとも後味の悪いラストでした。


どこか腑に落ちなかった理由は…

この後味の悪さがこの映画のメインテーマでもあると思うのですが、それとは別のなんとも言えない妙な「物足りなさ」のようなものを感じました。
その正体を自分なりに考え、そう感じた理由を考えてみました。それは、

「蓮実の敗北のあっけなさ」

にあったと思います。

これは「演出」の問題にもなると思うのですが、この蓮実という登場人物、ものすご~く頭が良い設定で、その頭脳を活かして今まで警察の捜査から逃れてきました。
その蓮実が「そんなミスで?」というようなところで決定的な証拠を残してしまっているところに、なんだか残念な気持ちになりました。
最後に蓮実が追い詰められたシーンもポイントですね。ここでどんなセリフを言うかで「悪役の質」が決まるな、というところで蓮実の口から出たのは、「悪魔がやれといった」というような精神異常者の真似事でした。

私は圧倒的カリスマ性を持つ悪役が好きなので、空気感の演出や映像のインパクトが凄まじかっただけに、不完全燃焼感の残る作品でした。
虐殺のシーンも、衝撃的ではありましたが「名も知らぬ高校生がただただ虐殺されていくシーン」でしたね。
これがもし、それぞれがどんな性格か知っていてキャラのことを好きになっていた上で虐殺されていったら、絶望感は100倍違ったでしょうね。

反面、「原作はどうなのかな?」と気になりました。
チャンスがあったら読んでみたいと思います!

では、また次の記事で~。

映画「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」レビュー 映画を楽しみきれなかったシンプルな一つの理由は… 

らいつです!
前回に引き続き、映画のレビューをしていきます!

 

今回紹介するのは2015年に公開された映画「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」です!
原作の漫画は途中まで読んでおり(20巻くらい)、アニメも2期まで見ました!
…どっちも中途半端ですね笑

 

映画に関する先行情報としては、「かなり酷評されてるっぽい」というのと、「リヴァイ兵長はいない」くらいです。

いろいろと言いたいことはあるのですが、一言で感想をのべると、

 

「惜しい!!」

 

って感じです!これでもかなりオブラートに包んでいますが…。
原作を知るものの視点として、順番に感想を語っていきます!
下は予告編の動画となります!

youtu.be

 

目次

 

 

キャスト

まずキャストに関して、どうしても気になってしまうキャラクターの再現度は、

 

「誰?」

 

って感じで、原作のキャラクターが好きな人がそれ目当てで見に行くものではないのかな、と思います。
それはそもそもリヴァイ兵長がいないところからも伺えますし…というか他にも何人か存在消されてませんでした?
ライナーとかベルトルトとかコニーとかエルヴィン団長とかアニとかクリスタとか…。まだまだいますね。
今挙げたキャラも、もしかしたらいたのかもしれませんが名前が出た記憶もないですし私には存在が感知できませんでした…。
これは尺の都合しょうがないと言えばしょうがないですよね。絶対時間足りないですし。
あと、元々が金髪だったり長身だったりガタイよかったりと外国人設定なのもあり、よりキャラの区別がつけにくくなってしまっているという印象でした。
これは非常に残念ではありますが、下手に原作に寄せすぎなかったのは逆に賢いと言えるかもしれません。
中途半端に寄せてしまうと、そのキャラクターのファンから必要以上に批判を受けてしまうこともあるでしょう。
そういった意味では、リヴァイ兵長をあえて出さなかったのもアリなのかな、という感じです。
ただ、そんな中でもハンジさんサシャに関しては、キャラになりきっている感じがなかなかの好印象でした!

 

ストーリー

次にストーリーに関してですが、妥当といったところです。
超大型巨人によって開けられた穴を塞ぎにいくというシンプルで分かりやすいところを持ってきていました。
ただ、短い時間でまとめるにはどうしても省かないといけない部分があるため仕方ないのですが、物語において重要と感じる伏線(これも進撃の巨人の醍醐味)や、後述しますがキャラクターの背景などもカットされてしまっているのが大変もったいなかったです。
「これはどういうことなんだろう?」と受け手が考える余地なく、一方的にストーリーを押し付けられてしまっているように感じてしまいました、
また、個人的な願望になってしまいますが、訓練兵時代のあのちょっとシリアスの中にある和やかさとか、ちょっとしたシュールな掛け合いなどが無かったのも非常に残念でした。「尺の関係」と一言では切り捨てられない思い入れがあっただけに、寂しさがあります。

 

演出

最後に演出についてですが、これが一番書きたいことが多いです。
巨人の登場シーンに関しては、進撃の巨人ならではの気味悪さ、恐ろしさをうまいこと表現できていたように感じます。
特に前半の街が崩壊していくシーンなどは、「おお~…」と声が出そうになる演出でした。
人々がパニックに陥る様子や、助かろうとして人が人を蹴落とそうとする様子、助けようとしても助からない様子、見知った人が巨人に喰われていく絶望感など、ここには相当力が入っているなあという印象でした。
超大型巨人が巻き起こすパニックシーンは「シン・ゴジラ」を彷彿とさせましたね。後で確認してみると、こちらの監督は後にシン・ゴジラの監督も手掛けていたんですね。庵野総監督のイメージが強く、気づきませんでしたが、納得しました!
原作1巻で原作者が表現したかった雰囲気が、映像の利点を生かして十二分に表現されていたのではないでしょうか。
また、壁の穴を塞ぎに行く時、暗い道の中をいつ巨人が出てくるかも分からず突き進まなければならないシチュエーションも、暗さや静けさ、登場人物たちの息づかいなどの相乗効果で、映像ならではの独特の緊張感がありました。
しかし、私がよかったと思える演出はこのくらいで、あとは「もっとこうであって欲しかった」という突っ込みどころからくる願望の羅列になってしまいますのでここでは省かせていただきます。
一つだけ挙げるとすると、立体起動のアクションシーンに関しては、ハリウッドなどと比べてしまうのは酷なので詳細には書けませんが、進撃の巨人の代名詞の一つでもあるので、もっともっと力を入れてほしいところではありました。

 

この作品を楽しみ切れなかった理由は…

この作品を楽しみきれなかった理由について私が考え、一つの結論を導きだしました。

それは……

 

「キャラが好きになれない!」

 

この一言に尽きます。
たとえば、前述したキャラクターのバックボーンがカットされていることなどにも繋がるのですが、「キャラの信念が見えてこない」んです。これは原作を知っている人ほど強く感じていることだと思います(知らなくても違和感バリバリだと思いますが…)。
進撃の巨人の原作の魅力の一つが「絶望的な状況下にありながらも魅力的なキャラクター」だと思うんです。
ポジティブにせよネガティブにせよ、キャラクターの信念が見えるからこそあの状況が面白いんです。
だからこそ、映画でここのバランスを取るのは非常に難しかったと思います。監督自体、どうしても原作に引っ張られてしまい(原作キャラの正確に寄せようとしたり、原作のセリフを入れたりする意図が見られた)、中途半端になってしまっていたような気がします。
もしこれが原作無しで、たとえば軸になるストーリーだけが先にあって映画になったとしたら結果は違っていたように思えます。
原作の枠を壊しきれず、キャラクターがブレてしまったり(特にエレンとミカサはかなりブレブレ)申し訳程度の恋愛要素を入れてしまったり(ほんとについていけなかった)、迷走してしまっていたように感じられます。

 

まとめ

この映画、少し形が違っていればもっと面白くなっていたように感じるため、本当に「惜しい!」という感じです。
逆に、実写の映画を見ることで、これまで明確に言語化できていなかった原作の魅力も再発見できたため、個人的には収穫はあったと感じています笑
先の記事でも書いたアイアムアヒーローのように、昨今は映像の技術も進歩してきているので、こういった実写化に関しては、まだまだ叩かれることもあるとは思いますが、様々な角度から作品の魅力を再発見する機会になるので、どんどん挑戦してほしいと思います!笑

進撃の巨人のアニメ、ちゃんと見ようかな~と思いました笑
では、また次の記事で~。