映画「アイアムアヒーロー」レビュー 邦画すげー!ってなりました。

らいつです!
自己紹介から大分間が空いてしまいましたが、環境が落ち着いたので記事を書いていきたいと思います!


今回は初の映画レビューをしてみたいと思います。
紹介するのは、「アイアムアヒーロー」という映画です。
私は原作の漫画を最後まで読んだことがあり展開も知っているので、
「まあそこまで怖くないだろうな~~」くらいの感覚で見てみることにしました。



が、


ごめんなさい、完っっっ全にナメました!!!
という感じだったので、順番に魅力を語っていきたいと思います。
下は予告編の動画となります!予告編は大丈夫かと思いますが、R15指定ですので、本編を見る場合には十分にご注意ください!

youtu.be

 

目次

 

キャスト


まずキャストですが、この作品の主人公でもある鈴木英雄を演じる大泉洋さんが、もうなんというか

 

完全に英雄

 

っていう感じで最高でした!頭のてっぺんから足のつまさきまで、なんなら毛の一本まで英雄でした。
この方以外にはここまで演じられないのではないでしょうか…。
この完成度、原作を知る人にこそぜひ見ていただきたいです!笑

早狩比呂美(有村架純)と小田つぐみ(長沢まさみ)は、原作を知る者からすると「キレイすぎる」という印象でした笑
悪いことじゃないんですけどね!!
もちろん演技には目を見張るものがありました!特に長沢まさみさんは迫真の演技でしたね!

 

ストーリー

 

次にストーリーですが、ショッピングモール編にフォーカスしたのは、作品を2時間におさえるならベストな選択だったといえるのではないでしょうか。
それでも漫画にすれば8巻分。話数にして93話に相当します。
当然省かれてしまった物足りない部分もありましたし、ZQNに関する説明がほとんどなされていないなど気になる点はあったのですが、そこはあえて言葉で説明するのではなく映像で納得させていたのは、漫画と映画をきっちり線引きしてて賢いな~と思いながら見ていました。
突っ込みどころや荒さはありますが、2時間でまとめあげた!という力強さがかえって潔いです笑

 

演出

 

最後に演出ですが、これはもう震え上がるくらいよかったです。
正直これは多くの方に少なからずある感覚だと思うのですが、「邦画」や「実写化」に対する期待値の低さをもって私も映画を見ていました。ですが、この感覚は良い意味で裏切られました…!!
ZQNの不快感、恐怖感の演出においては完璧といって差し支えないのではないと思います。
途中のカーアクションに関しては少々やり過ぎな感は否めませんでしたが(なぜそれで生きてる!笑)迫力満点でハラハラしましたし、ZQNならではの「噛まれたらヤバイ」という感覚を最大限に利用したドキドキシーンが満載でした。
ラストの相手の絶望感の演出も特に見所で、多分私は息が止まってました笑

 

また、主に大泉さんによる、シリアスの間に挟まれるちょっとした笑いも絶妙なバランスでした。
そういった漫画的なよさは残しつつ、「映画だからこそできること」を最大限やりつくしたような映画だったと思います。
何より、英雄の覚醒シーンは本当に素晴らしかったです。原作を知らない人でも一見の価値があると思います。

 


まだまだ書きたいことはありますが、今回はこのくらいで!
総評すると、最近では「銀魂」や「BLEACH」などもそうですが、最近の邦画実写化は少しずつ変わりつつある…と感じさせてくれる作品でした。
では。また次の記事で!